バイオリン初心者、ついに体験レッスン3か月を終えました!
久しぶりの更新です!
バイオリン初心者の皆さま、お元気でいらっしゃいますか??
どこから書いていいのかわからないのですが、深く考えると全く更新が滞る性格ですので、カンペキを目指さず、ブログを書いていきたいと思います!
(これって、カンペキを目指すとバイオリンとの心理的距離がどんどん遠のくのと似ています~)
世のコロナ感染防止対策の影響で、私のバイオリン体験レッスンが長い期間延期となっていたのですが、ついに再開し(といっても大分前です!)、ようやくその3か月がまもなく終了です。
3か月の間、バイオリンに触れ、弾いてみて、先生に弾く時の姿勢や弓の持ち方などの手ほどきを受け、なんとかバイオリンから目を背けることなく過ごしてきました。
そりゃ~・・・
ひどい音、真っすぐ垂直にならない弓、ガチガチに凝り固まった体、先生の前で弾くときの冷や汗、などなど、「ここ最近でこれほど自分の思い通りにならなかった事柄があっただろうか」という日々です。
バイオリンをしまい込んだままにすると絶対に触らなくなってしまう!と思い、ちゃんとバイオリンをバイオリン立てに置き、他のことをしながらチラチラとバイオリンに目をやり、さあ、触ってみよう、弾いてみよう、と、ときどきバイオリンを持ち上げてみたりしていましたが、「私はこの子と仲良くやっていけるのだろうか」との不安が募り、ついついその「触る、持ち上げる」という行動が遠のいたりもしていました。
大人になってからこんな難しいものをやってもムリなんじゃないか、うまくならないんじゃないか、なんて弱気な気持ちが持ち上がってきては、なんとか気を取り直す、みたいな感じです。
レッスンも、「大した進展もないのに、こんな状態で行っちゃっていいのか」とまあ、行くことすら躊躇してしまうというありさま。
ああ、情けない・・・
だって仕事忙しいし、帰ってきたら疲れ果ててるし、な~んて、どこに向かうこともない言い訳を心で反芻したりしてました。
と、愚痴のようなことをダラダラと書きましたが、早い話が、バイオリンとの心理的距離を縮めるのにここ3か月、結構苦労したのです。
そして今、ようやく「この子と向き合ってみよう」という前向きな気持ちが生まれつつあります。
難しいから楽しいはずなんだし、あと数年したらアマオケに入る、なんていうことを想像すると楽しいし、なんていうか、レッスンに通うだけでも今までとは違う世界を少しのぞける感じがするんですよね。
仕事場と家を往復するだけの生活。
老けていく顔や体に対する憂い。
将来のお金の心配・・・などなどをいったん置いておいて、ちょっとかっこいい未来に足をかけている感じが今あります。
というわけで、次回からはどんなことを教わり、何をしてきたか・・・みたいなことを書いてみたいと思います!
一緒に頑張りましょう~♪
新型コロナウィルスの影響で体験レッスン中止!<でもケースは買っちゃいました!>
新型コロナウィルスの影響で体験レッスンが・・・
皆さまこんにちは。
清水の舞台から飛び降りたつもりでバイオリンをはじめた(いや、まだレッスンにも通ってないし、楽器も帰ってきてない!)私ですが、ここのところの新型コロナウィルスの影響で、予約していたバイオリンの体験教室がなくなってしまいました・・・(涙)
楽しみにしていたのに・・・。
結果、3月後半に予約日を変更したのですが、それにしても今、本当に大変ですよね。
小中高校生はほぼ春休みまでお休みで、そのままズベ~っと春休みに突入、となってしまいそうです。
卒業式、謝恩会、終業式、演奏会、あれもこれもぜ~んぶ中止。
子どもたちは家でだら~っと過ごすことが確定し、親も大変。
お昼ご飯、どうしろちゅ~ねん。
うちは子どもが大きいので、ある程度「勝手にやって」といえるけど、小さいお子さんがいるご家庭はご飯の用意どころか、だれが彼らをみるんだ!というところからお悩み発生です。
お住まいの地区の預け入れ体制が整っていないと、本当にどうしよう・・・です。
新型コロナウィルスによる死者より毎年発生するインフルエンザの死者のほうがよほど多いのに、この事態はちょっと異常かな、ちょっと騒ぎすぎかな、という感じがしなくもありません。
ただ、やっぱりウィルス蔓延、死者多数、パニック、の事態は想像するだけで恐ろしいので、今回の措置はたとえ安倍ちんのポーズの側面があったとしても、完全否定はできない感覚です。
ディズニーランドも閉園、コンサートも中止、なんだかこんな経験、生まれて初めてです。
早く終息してほしいですね。
私が選んだケースはカルロジョルダーノ!角形です。
と、バイオリンから話がそれましたが、私のバイオリンライフは今回のことでちょっと出ばなをくじかれた感じになってしまいました。
でも、バイオリン、やるぞ!という気持ちはもちろん継続しています!
バイオリン受けとりはおよそ3週間後。
まだまだですね~。
でも、ケース、Amazonで買っちゃいました。
こちらです!
何がよかったかというと、まずお値段。
先日訪れたリペア工房にはバイオリンのケースがズラリと並べて置いてあったのですが、それがまあ目ん玉飛び出るほど高かったのです。
19万とか20万とか・・・。
もちろんもう少し安いものもあったのですが、まだ初心者の私にはそんなに高いものは必要ないし、手も出ません。
ということでAmazonで検索すると、こちらがありました。
これがいいなと思った理由は
・角形であること!いろいろ入りそうだと思いました。肩当を入れるところも別に設けられています。
・ケースを立てた時に、小物入れがバイオリンの下に位置していること。
私は検索魔で、ケースについてもいろいろと調べました。すると、”小物入れは、ケースを立てた時にバイオリンの下に位置していたほうが小物落下による事故を防げる”との記述あり。このケースは下にありました!
・ケースを縦にしたときの足(小さな突起2個)がちゃんとある!もちろん横にしたときの突起も。
「ケースを縦にして手で支える」、という場面、きっとありますよね。込んだ電車内で背負えないときなんかに。そのときに、ケースを直に置いている感があるとイヤなので、これは地味に必要です!
・色がいい!
です!私はグレーを選択しました。なんとなくおしゃれ~
・側面に収納2か所あり!いろいろと使えそう♪
といったところでしょうか。
まだ商品が手元に届いていないのですが、私の理想をすべて叶えてくれそうなケースだなと思い、ほぼ迷わず、といいながら長々と検索しましたが、こちらに決めました!赤も可愛いですよね。
カタチからモチベーションアップ!楽しくやりたいです
私のような右も左もわからない初心者は、まず持ち物からモチベーションを上げていかないといけません。ということで、気に入ったケースでバイオリン生活をスタートさせることができそうです!
キーホルダーとか買っちゃおうかな!
また手元に届いたら、ご紹介させていただきますね~
リペア工房に行ってきました!
バイオリンのリペア工房に早速行ってきました!
というわけで、まずは調整、修理です。
そして行ってきました!
バイオリンのリペア工房へ。
古いケースに入ったバイオリンを手に電車に乗る私。
なんだか「楽器やってる人」みたい、私・・・。なんて思いながらちょっとニンマリ。アホですね。
とにかく早く「弾ける状態」「キレイな状態」にこの子を戻してあげたいという一心で、届いたその日にリペア工房に予約を入れ、幸い、午後に予約が取れたのです。
店に着きました!
なんとなく緊張。
すると優しそうなお姉さんが私の対応をしてくれました。
丹念に楽器を診る職人のお姉さん。
楽器をこんこんと指の関節で叩いてみたり、バイオリンの中を覗き込んでみたり、ペグを回してみたり、この子が今どんな状態にあるのかを調べます。
ちょっとハラハラしながら待つ私。
そしてようやく、この子の状態を聞くことになりました。
ドキドキの修繕内容とは・・・
その内容は・・・
まず、一番の問題はペグの部分、とのこと。
この子のペグの穴は大きくなってしまっていて、このままだと弦の調整がうまくいかないというのです。しかも、今のペグの規格と昔の規格は違っていて、この子のペグの太さは現在のペグの太さより太いとのこと。(多分!?そんなことを言っていたような)
しかもこの子のペグは長さも短く、お姉さんが出してきた「今使われているペグ」見本と比べるとその差は歴然。太短いこの子のペグ、そして長くて細見のスマートな今のペグ。わ~、こんなことが楽器にはあるんだ!と何も知らなかった私は驚きを隠せず・・・。
ということでペグの交換と、穴の修繕が決定しました。この「穴」の修繕に、結構なお金がかかることに。
続いては、魂柱。
バイオリンの中を覗き込むと、小さな柱がその表面と裏を支えるように立っています。それを魂柱と呼ぶらしいのですが、それが少し傾いているとのこと。これを直すということでした。
そして・・・駒。
少し傾いているそうです。&駒を支える部分の端っこが欠けているので、交換することになりました。(多分そう言っていたと思います~)
表面のクリーニング、小傷の修復。
これはもう絶対お願いします!という感じです。この子をもう一度キレイにしてあげたいです♪
弓に関しては、
毛替えとチップ(弓の端っこの白い部分)の交換を勧められました。もともと毛替えは当然しなきゃだろうな、と思っていて、なんなら弓は本体ごと買い換えてもいいかなと思っていたのですが、弓の本体自体は状態も良く、材料の点でもいい木を使っているとのこと!ならば、と毛替え&チップの交換をお願いしました。
そして弦!
これはもう絶対交換です。もともと私もそう思っていましたし、もう暗黙の了解というか、当然、といった流れで交換が決定しました。メーカーはVISIONです。
・・・ということで、やはり古い楽器だけあって、さまざまな問題を抱えていたこの子。お姉さんがその修復代の合計を見積もっている間、
「でもこれは想定内。オークションで買う、ということは、そういうリスクがあるものだし、調整していないということを承知で買ったんだし、なによりこの子は私と同じ年であるという付加価値がちゃんとついているのだし、これでいいのだ!」と自分をはげましていたのですが・・・
修繕内容、その結果は・・・!
いよいよ見積もりの段となり、提示されたのは・・・
約83,000円という額!!
あら~!なかなかのものだわ~
つい「そんなにかかっちゃいますか!」と情けない驚きを口にしてしまった私。
この額だと、まあまあの初心者用のバイオリンがケースやらなにやらとセットで買えちゃうぞ、とつい思ってしまい・・・
すると、
「この額をだせばこちらが購入できてしまいますね、正直」、
とお姉さんも新品のバイオリン初心者セットのカタログを私に見せます。
それがこちら↓
それはイーストマンのSVL80、62,590円という商品。ケースも弓も松脂も肩当てもコミコミでこれなのです。
さらにもっと安い商品もありました。
それはニコロ・サンティNSN60Sという商品で、あの葉加瀬太郎が楽器店で手にし、初心者の仲間に購入を勧めたという、プロお墨付きのセット。
価格は43,780円です。
こちらがその動画です!
修繕か、新規購入か・・・!
こうなると、さすがにこちらもクラクラとめまいがしてきて、
「わ~どうしよう、これ買ったほうが安いじゃん」
と、"この子を直して使うぞ!"という初心がグラグラと揺らいできます。
「どうなさいますか」
と優しく聞くお姉さんに、しばらく
「ん~そうですね、そうですよね、あ~どうしよう」
と、見せてもらったニコロ・サンティ君を手に、頭の中を整理しようと必死な私。
「ごめんなさい、迷っちゃって」
という私に、
「いいんですよ、そうですよね・・・」
と優しいお姉さん。
私はニコロ君とこの子を並べてみたり、二つの楽器をそれぞれ手に取ってみたりしながらお姉さんに聞いてみました。
「この子は高いお金を出して修繕して使う価値がありますか?なんていうか、すぐに買い替える必要のない、しばらく使っていける楽器ですか?」
すると、
「そうですね、鈴木のバイオリンですし、確かに量産型ですが、きちんと修繕すれば、長く使っていける楽器ですよ!」
とお姉さん。
そうか、そうだよね!
加えてニコロ君のテールピースの部分にはプラスティックが使われいるのに対し、この子のテールピースにはちゃんと木が使われています。
あご当ての模様も縞が入っていてキレイだし、ニスの具合や色もキレイだし、やはりこの子の良さ、というものがあります。
それにだいたい、この年でバイオリンという楽器をはじめるということ自体が損得を考えていたらできない行為ではないか、この期に及んでまた「損得」で行動してどうする。きっとこっちは高いからダメで、こっちは安いからOKっていう話ではないんだ、今回に限っては・・・という思いがひらめきのように私の頭に浮かび、ついに
「この子を修繕、でお願いします!」
とお姉さんに告げることができました。
この子と出会ったのは何かの縁。そしてこの子は私が直して弾いてあげないでどうする、私は運命を感じてこの子を手に入れたんだ!という気持ちがまるで心地よい決意のように私の中で膨らんでいったのです。
というわけで、リペア工房に入院が決定し、1か月後まで、この子とはしばしのお別れとなりました。
しばらくさよなら、私のバイオリン。
キレイになって帰ってきてね!
届きました!私と同い年のバイオリン
バイオリンが我が家にやってきた!
さて、何から書き始めればいいでしょうか・・・。
<まずは私のスペック>
私は40代後半の主婦で、音楽経験は「幼少期から7年間ピアノ」、「中学校の吹奏楽部でクラリネット」程度。
・楽譜=大して読めない。ヘ音記号とか、五線からはみ出した音符を読むのが苦手
・絶対音感=全然なし!
・相対音感=あり(メロディがドレミで聞こえます)
という感じなのですが、この度、なにを血迷ったのか、バイオリン、やってみたい・・・。ホント?いや、どうかな。ん~でも気になる。やってみたいかも。
うん、やってみたいっぽい・・・。ええい!!やっちゃえ!!
という流れで、買ってしまったのです!!
バイオリン。
本来ならまず知識のあるバイオリンの先生にアドバイスとかお勧めをいただいたうえで購入するのが筋なのですが、なぜだか私は”早くバイオリンが欲しい”、”とりあえず手元にバイオリンを置きたい”、という欲望が抑えられなくなり、膨大な時間を費やしてのネット検索、ついにはオークションに手をだし、そこで私の生まれ年と同じ年に作られたバイオリンを発見、これは運命に違いない!と、もう一人の「ぜったい落札してやる!」的ライバルと攻防戦を繰り返し、ついに落札!購入に至ったのです。
それが、この子。
<SUZUKI VIOLIN No.360 バイオリン 1972年製 4/4 ストラディバリウス コピー>
です!
あ、年がばれた。
でもキレイな色でしょう~。
ニスもキレイにつやつやだし、裏の模様もキレイだし。
ちょっと表面にキズ、そしてカビ?のような曇りが点在しているところが気になりますが、きっとリペア工房に出せばそこそこ美しくしてもらえるハズ!
・・・と、偉大なる無知がこのときの私の無邪気の担保となっております。
これを書いているのは商品が届いた日。さっそく私はリペア工房にこの子を診せにいくことにしました。
バイオリンを調整に出します!
リペア工房の方によると「古い楽器は数日間お預かりになることが多いです」とのこと。さっそく入院になりそうです。
古い楽器なので、「弓は使えないですね弦も張替えですね~本体はここが、あそこが、ここもちょっと・・・」などなどの説明をききながら、かかる料金に顔を引きつらせる自分の姿が想像できるのですが・・・。
今回はその辺のことは覚悟の上での購入です!
同い年のバイオリンとともに頑張る!ぞ
さて、この子は私とほぼ同じ年月をこの日本のどこかで過ごしていたバイオリンです。
どうやらケースに入れられた状態でしばらく日の目をみることができなかった様子なのですが、「私はこの子とともに失われた何かを一緒にとりもどしていこう!そしてこれからの時を、この子と一緒に歩んでいくのだ!」というナゾの思い込みが今、私のモチベーションを結構な感じで上げてくれています。
なんていうんですか、人ってこういう動機付けがあってはじめて、何かに取り組んだり頑張ったりできるような気がするんですよね。
そういう意味で、この楽器の価値は私にとってはマックスなのです。だから相当頑張って落札したわけで・・・!
本当ならもっと条件のいい楽器を、完全に調整した状態で買うこともできたと思います。でもこの子がいい、と思いました♪
こんなお話は楽器選びの参考にはならないかもしれませんが、そのときにいいと思った楽器を大切に使うというのも、一つの考え方なのかな~なんて思います!
(とか、まだ何も知らない、何もしていない私がいうのも大分おかしいのですが!)
というわけでこの記事はこのブログの第一号です!
私と同じように「バイオリンをやってみたいけどどうしよう」と悩んでいる方の参考になればと思っています!
体験レッスンのこととか、その後のこととかを、これからアップしていきますので、よろしくお願いします♪
バイオリンが届いたら、さっそくうちのネコさまたちが・・・
「こら~乗るな~!!」